目黒線が地下になって、恩恵を受けた家々
約10年前の2006年、目黒線の不動前駅から洗足駅間の線路が地下化されました。
これに伴い、武蔵小山と西小山の駅も地下化されました。
洗足駅はそれまでも地下でしたが、不動前駅は地上のままでした(2017現在も地上のままです)。
当時、目黒線を通勤で使っておりましたので、地下化されたことは当然知っておりましたが、地下化された後に、線路のあった場所がどうなったのか、気になりつつも全く知らない状況が10年続いていました。
で、ちょっと機会がありまして、その線路跡を覗いてきました。
まぁ、地図を見ればわかる事実なのですが、線路があった場所は、公園と言うか、良い雰囲気の遊歩道になっていました。線路があった場所とは思えないくらいで、厳密にいうと今もなおその地下には線路があるのですが、そんな雰囲気はみじんも感じさせない穏やかさがありました。お散歩コースにオススメです。
で、思ったわけです。
この遊歩道には多くの民家が接していまして、中には、遊歩道側に出入り口がある家屋もありました。とても住み心地も良さそうです。
でも、この家々は、もともとは、線路に接している家であったはずです。とても、うるさく、今の環境とは180度違っていたはずです。
全ての家が10年以上前からあったわけではないと思いますが、10年以上前からの住民にとって、地下化は願ったり叶ったりだったのではないでしょうか。
資産価値もあがっていそうですしね。