昭和の残存 目黒のレトロ映画館

知らない方も多いかもしれませんが、その昔、30年くらい前までは、それなりの大きさの街には必ずと言っていいほど1つくらいは映画館がありました。

もしかすると各家にはまだテレビがなかった時代の面影だったのかもしれません。その後、テレビの普及につれて、街々に点在していた映画館は姿を消していきました。私が小さかった頃通っていた自由が丘の映画館も、物心がついたころには、小さなビルに建て替わっていました。

そんなわけで、今ある映画館は、大きな繁華街にある大きな映画館が主流になっています。そんななかで、昭和の香りが映画館も東京にいくつか残っています。その一つが目黒に佇む目黒シネマです。

スクリーンは1つだけですが、交互に2つの作品が上映されていますので、映画1本の料金で2つ作品見ることができて、お得な気分を味わえます。もちろん、最新の映画は上映されていません。

最新設備の整った映画館もいいですが、たまにはレトロな雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。